保険の入れ歯の質の低下 ~技工士がいない~

現在、全国的に歯科技工士が減っております。

特に香川県、観音寺、三豊市近辺は顕著で、義歯を製作する技工士さんは、激減なのです。その理由は、保険制度にあります。世界の義歯の相場は50万位です。

しかし、日本では、保険制度(最低限の診療、最高では無い)のため、3~4万で、患者負担金はその負担割合ですから天と地ほどの差です。ここ何十年も金額は上げれず、下げられている状況は皆様もご存じではありませんか?そのため、技工料金も安いままで、ワーキングプァーは何十年も前から歯科業界では起こっていたのです。歯科技工士の転職、廃業が相次ぎ、義歯を製作する技工士がいないため、仕事を受けてくれない状況が発生いたしました。

当然質が年々悪くなり、調整しきれないジレンマを常に感じて日々臨床しております。もし、自費の義歯でよければ、最高の義歯を提供する自信はありますが、保険では、患者様にあきれめ、妥協してもらわなくてはいけない部分もあります。

よく「保険でええわ。咬めたらええわ。後10年位の寿命やしな。」と言われrます。しかし、それが保険では難しいのです。咬めるということは痛くなく、しっかりと言うことです。究極の義歯に求めるのはそこにあり、ケースによっては、保険では無理な場合も多くあります。後10年の寿命なら、なおさら、有意義な人生を送る必要があると思います。墓場にお金を持って行ける訳ありません。家族の方もそう思うはずです。

私の母も私が祖父の義歯を製作する時、「年やし、ええのにせんでええよ」と言いました。私は、「自分の父親やろ。逆と違うの。年だから、食欲しか欲を満たさないでしよう。だったら、最高のものを作ってくれと頼むのが、娘の役目と違う。」と言い、最高の義歯を製作しました。それから10年2回の調整をするのみで、骨付きの親を総義歯で食べたと周りの人が驚いていたようです。

私は最善の事ができたと思っております。

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