ユニットはカボが一番

開業して約15年。様々なユニットを使用し、様々なユニットを見て触ってきました。高い買い物です。失敗したくないはずです。そこで、私が何故カボ(E-80)を選んだか参考にしてユニットを選んでください。

1.壊れない。アフターサービスが万全なメーカー

最も多く壊れたのが、モリタのスペースライン。耐用年数過ぎてからの修理の多さには、嫌になりました。1年遅れで買ったカボの修理の少なさには、驚きです。故障した時も、遠方に関わらず、その日に来てくれて助かりました。

2.モーターの性能

モリタのモーターは、ブラシレスでなかったので、注油後のオイルが、モーター内に入って熱を持ち良く壊れました。現在の2台のカボは、ブラシレスのため、その心配はありません。また、その静音性は、抜群で、振動も少なく車で言うとエンジンの最も大切な物。世界一と言われるだけの事はあります。シロナは、残念ながら、ブラシレスではありません。音は、抜群にうるさく、振動が凄い。タカラも同じ。

3.デザイン

このデザインは、国産では真似できないでしようね。国産は、安っぽく、論外。素材も実は違うんです。塗装が素晴らしく、経年劣化が殆どありません。フットペダルは、これを使うと他の物は使えません。年配の先生や運動不足の先生は、シロナのフットペダル相当キツイはずです。ちなみに私は、1回肉離れになりかけました(運動不足?)。

4.患者が疲れない

E80の機能として、背板と座面の角度を変えられます。これは、背中の丸い人、腰痛のある人には、好評です。また、オプションで、テンピュールのマグネット枕をつければ、最高です。意外にシロナは、疲れるんです。シロナの欠点として、背板を水平にすると、座面が、上がって落ちそうに感じる位です。

5.目的に合った使い方ができるか?

私は、マイクロスコープ(プロエルゴ)、スプラッソンP-MAXを使用したかったので、このE80は、まさしく最高の相性だった。何故なら、どのホルダーに何をどの順番で挿しても良い機能があるので、横のキャビネットに収納してあるP-MAXも挿せるんです。また、マイクロとアシスタントとユニットポールとの干渉しない位置を、ポジション位置を前後に移動させる機能を使い決め、メモリーできるんです。

インプラント等の外科ユニットとしても使用したかったので、立位でも座位でも使用したかった。最後まで候補の1つだったタカラのネクステージは、残念ながら、立位では、低かった。水も、低い過酸化水素が入っているため、衛生的です。もちろん、インプランターが、ワンタッチで、取り付けられ、切り替えスイッチで、インプラントモードに替わるので、スペースを有効に使えます。色んな機械を積んだカートが、左右前後所狭しと並ぶ光景は、もうここにはありません。

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究極のエンド SEC-10

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カボユニットの優れた点
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